ここでは染毛剤の種類を(酸性カラー)(アルカリカラー)(カラースプレーetc)に分けて、
それぞれの
「長所」「短所」「スタッフからの一言」を表にまとめてみました。

酸性カラー&ヘアーマニキュア
長所
  • 髪の表面(キューティクル)に色を定着させるので、毛髪にダメージを与えません
  • 初めから色が発色しているので、思い通りの色に調合できます。
  • 回数を重ねるごとに自然で艶やかな仕上がりになります。
短所
  • 脱色作用がないので黒い毛髪を茶パツor金髪にするほどの染毛力はありません。
  • 汗やプールなどで毛髪がアルカリ性になると多少ですが退色してしまいます。
           (ベルジュバンスを併用する事でかなり防がれます。)
スタッフ
から一言
☆当店ではベルジュバンス酸性カラーを中心に酸性カラーをオススメしています!!
白髪が気になり始めた方、艶出しをかねて少しライトアップしたい方は一度お試しください。
(白髪に対してはお好みの色が入りますので楽しんでみてはどうでしょうか?(^-^)v)
毛表皮
(キューティクル)
毛髪の表面に酸性の薬液を塗布し、
 酸性カラーをイオン結合の力により定着させる事で染ります。
皮質 毛髪内のメラニン色素は減らないので白髪を増やす事はございません。
髄質 髄質にダメージを与える事がないので健康的な毛髪が維持できます。
アルカリカラー&ヘアブリーチ
長所
  • 脱色作用が強いので黒髪を思い通りに茶パツ&金髪にできます。
短所
  • 白髪染めの際に伸びてきた白髪との白黒がはっきりしてしまう。
  • 染髪剤の浸透力が強いので毛髪のコシがなくなります。
  • 化学反応を起すまでどの様に発色するかわかりにくい。
  • 頭皮にベタ塗りすると頭皮の皮膚呼吸を阻害します。
  • 薬の力が強すぎるので肌の弱い人、アレルギー体質の人には危険です!!
スタッフ
から一言
☆ヘアースタイルに合わせて髪の明るさを変えたい方等はオススメですが
 髪の毛にダメージが残るって事だけは覚悟してくださいねーf(^_^)
☆アルカリカラー、ヘアブリーチをしている方はオイル補給をしっかりしましょう。
(キューティクルにダメージを受けていて、毛髪内の栄養が出ていきやすくなっています)
☆家庭でできるカラーもございますが使用上の注意をよく読んで正しく使いましょう!!
 塗布後の長時間放置は絶対しないでください!!(本当に怖いんですよー)
毛表皮
(キューティクル)
・アルカリの膨潤作用により開いてしまいます。
 髪内の栄養が逃げやすくなってしまいます。
   (酒石酸、レモン水等で引き締めてあげて下さい)
   ベルジュバンスヘアーエステが効果的です。(^-^)
皮質 ・カラーでもブリーチでも毛髪内のメラニン色素は減少します。
(白髪を増やす原因の一つです。)
皮質 ・薬の浸透力が強いので髄質にもダメージがあり毛髪のこしがなくなります。(長時間の放置は特にダメージが大きくなるので厳禁です。)
カラースプレー / カラームース
     カラーチック・・・ETC
長所
  • 簡単、お気軽に染色できます。
  • シャンプーをする事により簡単に洗い流せる。
短所
  • 汗、雨など水分を受けると色落ちします。
    (衣類などに付着する恐れがあるので注意してください)
スタッフ
から一言
☆染毛剤と言っても表面的なもので、シャンプーすると落ちてしまいます!!
  (本当に一時しのぎぎだとおもってくださいm(_ _)m)
☆ヘアスプレーを使用される時は塗布したい部位から少し離れた所から振ると
 満遍なく塗布でき、より自然な仕上がりになります(^-^) 
毛表皮
(キューティクル)
・髪の表面に物理的に色を乗せるだけなのでダメージはありません。
*重ね塗りをしすぎるとシャンプー&ブラッシングの時に
 引っかかってしまい、剥がれ落ち、キューティクルの表面を
 剥がしてしまう恐れがありますので注意して下さい。
      (やっぱり、一時凌ぎだと思ってください)
皮質 ・浸透力は無いので影響力はありません!!
皮質 ・浸透力は無いので影響力はありません!!
酸性カラーと同じ絵に見えますが・・・まったくその通りです(笑)

 

髪の構造と絵の見方
黒い部分 毛表皮
(キューティクル)
・髪の内部の栄養が流れ出ない様に保護する部位です。
・アルカリの刺激に弱く、剥がれてしまうと内部の栄養が出てしまいます。
グレー部分 皮質
(コルティクス)
・内部の毛髪の栄養を保管している部分です。
・メラニン色素も保管されています。
(このメラニン色素を抜く事により脱色いたします。)
赤い部分 髄質
(メデュラ)
・髄質は毛髪の中心に有り健康毛ほど太く黒くなっています。
 *ダメージを受けると髄質細胞が飛び飛びになってしまい、
毛先まで栄養が伝わらない状態になってしまいます。

染毛剤それぞれ長所と短所がございます。
目的と用途に合わせてそれぞれ使い分けてみてくださいね。

当店ではダメージが無く定着力がある酸性カラーをオススメしております。